登録販売者は、資格を取るだけで簡単に働ける職業ではありません。一人前の登録販売者としてよりスムーズに業務をこなすためには、資格取得後・就業後も向上心を保ち、継続的に学び続ける姿勢が求められるでしょう。
例えば、お客様に適切な薬を提案するためには、今ある症状や悩みを把握するための接客スキルが求められます。また、漢方薬や生薬についても学んでおけば、より幅広いニーズに応えることが可能となるでしょう。
このページでは、接客術や漢方薬・生薬について学ぶ際のポイントのように、登録販売者としてさらにスキルアップするためのヒントをまとめています。お客様からも、同じ店舗で働く仲間からも信頼される登録販売者を目指すため、ぜひお役立てください。
登録販売者は、店舗を訪れるお客様に向き合う接客業でもあります。お客様のニーズを把握し、その人にマッチする適切な製品を提案するためには、お客様の心を開くための接客スキルが求められるでしょう。
下記のページでは、お客様の信頼を得るための基本的なふるまい方や、スムーズな接客を叶えるためのコミュニケーションのポイントについて詳しく解説しています。「お客様に聞かれたことが分からない時は?」「薬を濫用していると思われるお客様に出会ったら?」など、困った時に役立つ具体的な対処法の紹介も。
西洋薬と違い、なかなか名前も効果も覚えにくい漢方薬。しかし健康志向の方のニーズも高まっており、慢性的な不調や不定愁訴の改善、体質改善などに効果が期待できるなどたくさんの強みがあります。漢方薬や生薬についての知識を身に着けることで、より多くのお客様の健康に貢献できるようになるでしょう。
下記のページでは、漢方用語や生薬の種類などを覚える際に役立つポイントを、具体的な例を交えながら解説しています。「要点を絞る」「イラストを活用する」など、より効率よく学習を進めるための情報も盛り込みました。
セルフメディケーションとは、国民一人ひとりが意識的に健康管理に関わり、健康維持や軽度の体調不良は自分で手当てしよう、という主旨のことです。食生活やライフスタイルを改善し、健康維持と病気の予防に務め、その結果、国民健康保険の増加を抑制することを目標にしています。
登録販売者は「軽い症状の病気に関しては、OTC医薬品を上手に利用する(自分で手当てする)」という項目をサポートすることになります。お客様から的確な情報を引き出す接客方法、その症状に適切な医薬品を提供するスキルを磨く必要があります。
ドラッグストアには、とくに購入する目的がなくお店に入って来るお客様がたくさんいます。「何か面白そうな商品は?」「お得な商品は?」という、ウィンドウショッピング気分でドラッグストアに入ってくる人たちです。
そういった消費者は、実際に何かしらの商品を購入する確率が高いとされています。消費者をいかにお店や売り場に引き入れるのか、目に留まりやすい売り場づくりや商品の配置など、魅力的な売り場づくりの極意について解説していきます。
ドラッグストアでは、サプリメントの売り場が広く設けられ、さまざまな商品が販売されています。サプリメントアドバイザーとは、サプリの知識を学習して認定試験に合格した人材のことで、消費者の相談に応えてニーズに合うサプリを提案したり、注意事項をアドバイスできます。
サプリメントアドバイザーは民間の認定資格です。そのため、幾つかの団体からサプリのアドバイザーの認定資格が設けられており、それぞれ学習方法や試験の方法、難易度、費用が異なります。
登録販売者としての強みを持つ!サプリメントアドバイザー編について詳しく見る