ビックカメラなどの家電量販店では、近年、家電の他にも、日用品、食料品などのさまざまな商品を扱っています。
一般薬品もそのひとつで、登録販売者として働くことができます。
家電量販店の求人は、転職会社で扱われているケースも多いので、そういったサイトに登録しておくのも良いでしょう。
スーパー同様、家電量販店で働く場合は、店舗内の医薬品売り場に配属されます。
最大のメリットは、給料の良さと働きやすさ。
そもそも家電量販店は、時給が良い働き口としても人気で、登録販売者の資格を持っている場合は、平均1300円程度の高時給が期待できます。
店舗は主要駅にあるので、通いやすく、休暇制度・食堂・各種手当などの福利厚生が充実しているのも、嬉しいですね。
医薬品コーナーの専属になるので、接客、商品の陳列、ディスプレイ、仕入れ、在庫管理などのさまざまなスキルを習得できるでしょう。
とくに大型店舗では、週末の来客数が多く、家族連れから外人まで、幅広い客層に臨機応変に対応する必要があります。
薬局やスーパーと比べると、アミューズメント的な要素が強く、「見てるだけ」のお客様が多いのも、家電量販店の特徴。
わざわざ医薬品コーナーに定期的に来るような方は少ないので、お客様とじっくり信頼関係を築いてアドバイスしたいといった人には、地域に密着した薬局の方が向いているでしょう。
登録販売者のいる家電量販店の一部をご紹介します。
都市型・駅前・大型の店舗展開で、家電、音響映像、ゲーム、日用品などの専門店の集合体を目指している大手企業。
登録販売者向けにメーカー主催の商品勉強会なども実施。
入社後は、売り場作りや、家電の知識なども学べて、さまざまなキャリアの道へ進むことが可能。
大型量販店の出店が増えていて、それに伴い、全国でドラッグコーナーを担当する登録販売者を募集している。
資格手当の他、家族手当、社宅、保養所なども。
全国の宿泊施設やレジャー施設、映画やグルメなどが最大80%OFFになる福利厚生サービスも見逃せない。
店頭販売のほか、インターネットショッピングサイト「ヨドバシドットコム」を運営しているヨドバシカメラ。こちらでの医薬品販売はまだ開始されて年数がそれほど経っておらず、比較的新しい事業という立ち位置です。そのため、登録販売者として医薬品の知識や経験を活かしながら総合職として活躍が期待できるでしょう。
実店舗では医薬品の管理や販売が中心ですが、家電や生活用品などさまざまな商品を取りつかうこともあり、お客さんとのコミュニケーション力を高められるでしょう。