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漢方薬局で登録販売者として働く

登録販売者資格を取得すれば、漢方薬局で働く選択肢もあります。このページでは漢方薬局での働き方やメリット、デメリットなどをまとめました。

漢方薬局での登録販売者の働き方

登録販売者が、漢方薬局で働く場合の仕事の内容を見ていきましょう。

高度な知識と接客力が求められる

一般的な薬局やドラッグストアで取り扱う薬のほとんどは西洋薬です。西洋薬の場合、起こっている症状に対して効く薬を選びます。例えば、頭痛の症状があるお客さんには鎮痛剤を案内、複数の風邪の症状がある方には総合感冒薬を選んであげることになります。

一方、漢方薬は病気の「症状」に加え、「体質」に適した薬を選ぶ必要があります。販売をする側は、顧客の見た目(体型や顔色、汗っかきなど)や質問を通して体質を見極め、体質と症状に合う漢方薬を勧めます。

そのため漢方薬局では、西洋薬が主流の薬局よりもさらに高度な知識と、顧客が信頼してくれるような接客力が必要です。

漢方のカウンセラー(相談員)として働く

登録販売者は、漢方薬の調合はできません。漢方カウンセラーとして働くことはできます。お客さんと直接話して体調や生活習慣など詳しく聞き出し、多種多様の商品から最適なものをセレクトしたり、漢方薬剤師が調合するための基礎を築きます。

そのカウンセリングは、ときには1時間以上に及ぶことも。お客さんのプライバシーに配慮して、個室や半個室をもっている店舗が多く、お客さんが安心して話してくれるような接客能力が必要です。

漢方薬局で働くためのメリットとデメリット

メリットは?

お客さんに深く関われる

普通の薬局、ドラッグストアでは、顧客から相談を受けても長くて5~10分程度、もっと短い対応で終わってしまうことがほとんどでしょう。

しかし漢方薬局では、ひとりの顧客に対してもっと長時間接することができます。特に新規のお客さんや、新しい症状に対する相談に対しては1時間以上カウンセリングをして、その悩みに最適な商品を選び出します。

漢方に関する知識を学習する必要がありますが、それと同時に顧客に寄り添い、薬の専門家としてのやりがいを見つけることもできるでしょう。

漢方薬に関する知識のスキルアップ

漢方薬局では、薬局・ドラッグストアでは取り扱っていない多種多少な漢方薬も販売することになります。実際に漢方の調合をすることはなくても、生薬の効能や効果に関する深い知識が学習できます。

日曜休日のお店が多い

全ての店舗ではありませんが、漢方薬局は日曜日に休日の店舗が多いのが特徴です。土日祝日も営業するドラッグストアやスーパーの場合、稼ぎ時である曜日に休むのは難しい場合もありますが、週末のうち日曜休みが確保できそうです。

デメリットは?

求人が少ない

一般的な医薬品を取り扱う小売店に比べ、漢方薬局の登録販売者の募集は少ないのがデメリットです。随時求人をチェックしておくことが大切です。

給与は高くない

漢方薬局の給料は、漢方に関する豊富な知識や接客力が必要なのに、一般的な小売店に比べて給与が同レベル、あるいは低い場合がほとんど。

「仕事のやりがい」と「給与」を見極めて、将来の自分につなげていきましょう。

登録販売者のいる漢方薬局

誠心堂薬局

テレビ番組や各種セミナーなどでも知られている誠心堂薬局は、漢方相談薬局として広くその実力を認められています。働くスタッフに対しては、入社年度に応じた勤務時間外での研修制度が充実。中医学研修制度では1~2年目に中医学基礎・方剤学・中薬学、3~4年目に中医診断学・症例検討という流れで、5年以降は国際中医専門員試験の受験資格を得られます。また、カウンセリング・コーチング研修制度も用意。3年の時間をかけてじっくり学ぶことができます。

薬日本堂

薬日本堂は本格的な漢方相談薬局としてのポジションを業界内を築いてきました。2002年には「NEW STYLE KAMPO」をコンセプトにした「ニホンドウ漢方ブティック」を青山に、2010年には世界に向けて発信する新たなブランド「カガエカンポウブティック」を丸の内にオープンするなど、独自の路線を歩み続けています。また、百貨店を中心に主要都市への出店を続けている薬日本堂。そんなやりがいのある職場で登録販売者のスキルを活かしてみてはどうでしょうか。

イスクラ薬局

漢方を専門に多くのお客さんの相談にのっているイスクラ薬局。一人でも多くの人たちに伝統医学・中医学を知ってもらい、日々の健康管理に役立ててほしいと願っています。

専門性の高いベテラン中医学講師やスタッフが活躍しており、活気のある職場で、お客さんの健康管理に直接関わるやりがいを感じられる薬局です。また、将来は店長として店舗運営にチャレンジしたい人も歓迎。専門的な講座の受講でスキルアップでき、中医学の本場である中国への短期研修のチャンスもあるようです。

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